多数の生徒の状況を把握出来る観察力

何よりも大切な、生徒の理解度を把握する能力

塾での指導形態は、一般に、個別指導と集団指導があります。多数の生徒を一斉に指導する集団指導では、個別指導とは異なり、多くの生徒の状況を把握する観察力が求められます。塾講師は、生徒がきちんと理解できているかどうかを確認しながら、授業を進めなければなりません。これが出来ていないと、「生徒に学習内容を理解させ成績を上げる」という、塾本来の役割を果たせなくなってしまいます。生徒があまり理解できていないと感じる場合、塾講師には、教え方を工夫しながら何度も説明するなど、状況に応じて柔軟に対応していく能力が必要です。生徒が「分からない」と言ってくれれば、講師としては助かりますが、実際はそんなことはほとんどありません。そのため、生徒の状況を把握するスキルが要るのです。

生徒の状況を把握するための具体的な方法

生徒の状況を把握するための観察力を磨くには、生徒をよく見て、生徒とコミュニケーションを取りながら授業を進めるのが有効です。生徒をよく見る方法の一つに、机間巡視があります。生徒が問題を解いているときは、講師が生徒一人ひとりのノートや様子を見て回るやり方です。手が止まっている生徒にはちょっとしたヒントを出してあげることも可能ですし、生徒の何割ぐらいが理解しているのか、具体的に把握することが出来ます。

生徒とコミュニケーションを取りながら授業を進めるなら、指名して答えさせるというのも良い方法です。一部の生徒に偏らないように指名する、生徒が答えやすいような質問の仕方をする、などの配慮が必要ですが、いつ指名されるか分からない緊張感により、生徒の集中力を高める効果も期待出来ます。生徒とのやり取りを通して講師側は理解度を確認し、内容の濃い行き届いた授業に繋げられるでしょう。

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